米女子ツアーの新規大会が豪雨の洗礼を受けてしまった。

　現地時間23日に開幕予定だった米ツアーのピュアシルク・バハマLPGAクラシック（バハマ、オーシャンクラブGC）だが、大会2日前に現地を襲った8時間に及ぶ豪雨の影響で7番、9番、18番のフェアウェイが完全に水没。その影響を受け、運営側は大会を当初の4日間72ホールから3日間54ホールに短縮することを決断した。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のインビー・パーク（韓）、同No.2ステイシー・ルイス（米）、好調のアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）などが同組となっているペアリング自体に変更はないが、悪コンディションの中でのラウンドを余儀なくされそうだ。

　2週後に今季2つ目のメジャー、ウェグマンズLPGA選手権（現地6月6?9日／ニューヨーク州、ローカスト・ヒルCC）を控える中、日本勢では宮里藍、宮里美香、有村智恵の3選手が参戦。ランキング上位勢ではスーザン・ピーターセン（ノルウェー）、チェ・ナヨン（韓）、ヤニ・ツェン（台）、リュウ・ソヨン（韓）、申智愛（韓）、クリスティー・カー（米）などトップ10のうち9選手が出場を予定している。悪コンディションを克服し、“地上の楽園”とも謳われるバハマで初代女王に輝くのは果たして誰か!?