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東京五輪実現なら舞台は霞ヶ関CCに
2013年1月9日(水)午前10:21
2020年に東京五輪が実現すれば、ゴルフ競技の会場は埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部になることが分かった。
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は7日、IOC(国際オリンピック委員会)に立候補ファイルを正式に提出。その中で、2016年リオデジャネイロ五輪に続き、2020年も正式競技として行われることが決まっているゴルフ会場を霞ヶ関カンツリー倶楽部と記載したのだ。コースに関しては、オリンピックゴルフ競技対策本部及び2020東京招致委員会が候補地を選定し、インターナショナル・ゴルフ・フェデレーション(IGF)の承認を得た上での決定となった。
1957年にカナダカップ(現ワールドカップ)の舞台となり、中村寅吉、小野光一の2人が日の丸を背負って優勝したことでゴルフブームに火をつけた同コースは、過去に日本オープンゴルフ選手権が開催された会場としても知られている。また、2010年にはアジア・アマチュア選手権を開催し、優勝した松山英樹が日本のアマチュア選手として初めてマスターズ出場権を獲得するなど、大きく羽ばたくきっかけとなったコースでもある。
尚、2020年夏季五輪の開催地に立候補している都市は、東京のほかにマドリード(スペイン)とイスタンブール(トルコ)。開催都市は9月7日にIOC委員の投票で決まる。