米女子ツアーの今季開幕戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックは現地時間26日、バハマのオーシャンクラブGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ツアーデビュー戦の畑岡奈紗は1アンダー72で50位タイ、上原彩子は3アンダー70で25位タイ発進となった。

　18歳の畑岡は、3番パー3で早速バーディを先行させると、続く4番をボギーとするも6番から連続バーディを奪って前半は2アンダー。しかし、後半に入り出だしの10番から連続ボギーを叩いて貯金を吐き出すと、終盤は15番でスコアを伸ばしたのみに終わり、4バーディ、3ボギーの内容でホールアウトした。

　一方の上原はアウトスタートの6番でボギーが先行したが、続く7番からバーディ、イーグル、バーディと4つスコアを伸ばして3アンダーで折り返し。後半も11番でバーディ奪うと、1イーグル、3バーディ、2ボギーで初日を終えている。

　開幕戦初日にリーダーボードの最上段をとらえたのは、ツアー通算6勝を誇るブリタニー・リンシコム（米）。7番パー5でのイーグルを含む、ノーボギーの9アンダー64と完璧なプレーを披露して、後続に2打差と最高のスタートを切った。7アンダー66の2位タイにはステイシー・ルイス（米）らがつけている。

　ロレックスランキング（女子世界ランキング）5位のレクシー・トンプソン（米）は4アンダー69で15位タイ。ブルック・ヘンダーソン（カナダ）は4バーディ、2ボギーの2アンダー71で37位タイにつけている。一方、同ランク2位のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）は3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー75と苦戦し、93位タイで出遅れとなっている。