ビッグネームが居ぬ間に7年ぶりの米ツアー優勝を目指す丸山茂樹が好発進を切った。

　WGCの今季初戦アクセンチュア・マッチプレー選手権と同週開催の同ツアー、マヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクンは、メキシコのエル・カマレオンGCを舞台に現地時間の18日開幕。注目の第1ラウンドで日本勢唯一出場の丸山が7バーディ、2ボギーの5アンダー66をマーク。単独トップに立ったジョー・デュラント（米）に2打差の6位タイの好位置につけた。

　6アンダー65の2位タイにキャメロン・ベックマン（米）、J.P.ヘイズ（米）、ブライニー・バード（米）他が続き、丸山と同じ6位タイにジェイソン・ゴア（米）、ジェフ・マガート（米）、トーマス・レベ（仏）らがつけている。

　今季ソニー・オープン・イン・ハワイとノーザン・トラスト・オープンに出場している丸山だが、良いところなくいずれも予選落ちに終わっている。昨年ゴルフ日本シリーズJTカップで国内ツアー10年ぶりの優勝を飾り、再びの飛躍を誓った矢先、米ツアーの壁に跳ね返され悔しい思いをしていただけに、今週こそ“強い丸山”復活を目指したい。

　その他、引退を匂わせる発言をして周囲を驚かせたお騒がせ男ジョン・デイリー（米）は3アンダー68で回り23位タイからのスタート。ディフェンディング・チャンピオンのマーク・ウィルソン（米）はイーブンパー71、66位タイと出遅れている。